塗床工事とは様々な環境、用途別に開発された床専用の塗料を、職人の技術で床面に塗り広げてゆく 床専門の塗装のことを言います。 新築、改修を問わず、化学薬品系の工場をはじめ、食品工場や自動車工場、店舗厨房や駐車場など幅広くお客様からご相談をいただいております。

塗床の中で一番の基本となり最も広く使われているのがこの商品です。

• ① コンクリートなどの下地に強力な付着性を示します。
• ② 耐摩耗性、耐衝撃性、耐薬品性に優れ、高度な耐久性を発揮します。
• ③ ﾚﾍﾞﾘﾝｸﾞ性が良好なため施工が容易で、シームレスに仕上がります。
• ④ 豊富な工法とカラーが揃っており、使用目的に合わせてお選びいただけます。
• ⑤ 厚膜、薄膜の両タイプがあり、用途に応じてお選びいただけます。

最適な場所:印刷工場、製薬工場、食品加工工場、整備工場、フォークリフトなどの通行床、駐車場、駐輪場など

環境にやさしい特殊ウレタン樹脂系塗床材です。

• ① 特定化学物質のアミンや環境ホルモンと疑われている可塑剤を含んでいません。さらに低臭なので地球環境にやさしい環境対応型の塗床材です。
• ② 強いエポキシ樹脂と伸び弾性があるウレタン樹脂の性能を持ち合わせており耐摩耗性や耐衝撃性に優れ、工具などの落下による床への衝撃、塗膜のひび割れなどを抑えます。
• ③ 酸やアルカリ、消毒液などの耐薬品性に優れています。

最適な場所:印刷工場、製薬工場、食品加工工場、整備工場、フォークリフトなどの通行床、駐車場、駐輪場など

ウレア・ウレタン樹脂の有機成分をベースに、セメントやセラミックの無機成分を配合した有機・無機ハイブリッド系の塗床材です。

• ① 耐熱性、難燃性に優れており、厨房などの釜下や釜廻りなどの過酷な条件下でも長期にわたり、美観と強靭な塗膜性能を保持します。
• ② 緻密で強靭な塗膜を形成するため、耐摩耗性に優れておりフォークリフトなどの重走行の床面にも適しています。
• ③ 酸やアルカリ、洗剤、油脂類、アルコールなどに対しての耐久性も優れています。

最適な場所:厨房や給食室、食品加工工場、トラックヤード、物流倉庫、冷蔵倉庫、駐車場、一般工場などの屋内床面　など

メタクリル（MMA）樹脂を主成分とした速硬化タイプの塗床材です。

• ① 硬化が速く、施工後１～２時間で歩行が可能です。
• ② 耐衝撃性、耐候性に優れ、屋内・屋外を問わず長期に渡り高耐候性を発揮します。
• ③ 酸やアルカリなどの各種薬品に対して優れた耐久性を示します。
• ④ 硬化剤の量および促進剤の添加により、種々の気温（常温～低温－３０℃まで）での施工が可能です。

最適な場所:食品加工工場、冷蔵倉庫、冷凍倉庫、厨房、給食センター、洗浄室、駐車場、駐輪場など

耐摩耗性、耐薬品性に優れたエポキシ樹脂をベースに、特殊導電材料を組み合わせた静電気帯電防止用塗床材です。

• ① 静電気帯電電位の減衰性能に優れています。
• ② 静電気放電によるスパークからの火災、爆発を未然に防止します。
• ③ 厚膜、薄膜の両タイプがあり、用途に応じてお選びいただけます。

最適な場所:印刷工場、製薬工場、危険物取扱所、手術室、コンピュータールーム、クリーンルームなど

エポキシ樹脂でも対応できないような、各種の薬品や溶剤にも優れた防食性を示し下地状況に応じた防食ライニング層を形成できる防食塗床材です。

• ① 強靭な塗膜で、強度の酸やアルカリに対して強力な防食性を示します。
• ② ガラスマット仕様の積層ライニング工法により、さらに強い連続塗膜を形成し耐熱性、耐衝撃性に優れた床面を実現します。

最適な場所:印刷工場、製薬工場、化学薬品工場、メッキ工場、工場の各種廃液処理施設など

床コンクリート工事とは当社独自の美装床材を使用した散布工法によるコンクリート表面仕上げ、コンクリート直押え仕上げ、乾式カッター目地切り工事になります。

当社独自の美装床材(セメント系防塵床材　カラコン・ダイヤコン)を使用した散布工法によるコンクリート表面仕上げです。

▶カラコン カラコンは、耐摩耗性強大な単価珪素を主体に、セメント、高級無機顔料と硬化剤、顔料安定剤等を配合した粉末状のコンクリート（又はモルタル）仕上げ材です。

カラコンについてもっと詳しく>>

▶ダイヤコン ダイヤコンは当社独自の特殊鉱粒子（クローム鋼）を素材に、セメント高級無機顔料と硬化剤、顔料安定剤等を配合した粉末状のコンクリート（又はモルタル）仕上げ材で、カラコンに比べ、特に衝撃性すぐれている材料です。

ダイヤコンについてもっと詳しく>>

▶ダイヤコンS 超衝撃床材。無機糸床材の総合機能を有する床材です。

「コンクリート直押え」仕上げとはコンクリートを打設した直後に、コンクリートが乾いていく過程で、そのままコンクリート床の表面を平滑に仕上げていく左官仕上げ工法です。

コンクリートの床は乾燥の過程で収縮するため、丁寧に施工をしてもかなりの確率で醜いひび割れが発生してしまいます。 このひび割れ発生を極力減らすための解決方法として、『早期の誘発目地（カッター目地）の切削』があります。 目地下に集中的にひび割れを発生させ、表面に醜いひび割れを発生させないというものです。 打設したコンクリートの強度が上がる前の段階で切削を行うのが理想です。 ※夏場は打設翌日　冬場は打設後１～２日養生後に切削するのが望ましいです。　

湿式（冷却水使用）のカッター切りではコンクリートノロなどによる汚れが目立ちますが当社では集じん機搭載型の乾式目地切り機を採用しており、切削後の汚れも目立ちにくく粉塵の飛散などもありませんので、とてもクリーンな作業環境になっております。